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おなおし

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久しぶりの更新。

かばん作りにあけくれる毎日。

すっかり寒くなりました。

写真は底の角の部分がすり切れて、穴が開いてしまった黒のペイントショルダー。

お預かりしておなおし。

一旦、底と脇をすべてほどいて、裏から当て布をして穴を塞ぎ補強。

せっかくの穴なので隠さず、上からさらに茶色いステッチを。

新品のようにするのではなく、今までの時間の経過にプラスする感じ。

こうやってまた使ってもらえるのはとても嬉しい。

黒は使い込むと独特の光沢で革のような質感に変わっていきます。

白のバッグでは味わえない変化。

おなおしのステッチが入って世界でただ一つのかばんに。

有料にはなってしまいますが、困った時はご相談下さい。

状態によってはお断りする事もあるかとは思いますが、

なるべく使っていけるように頑張ります。

かわいいなー、かばん。

Categories: 修理, 製品について.

完売しました

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シルバーのリバーシブルトート完売しました。

只今、シルバーの新型を企画中です。

しかし、まだ手を付けられませんけど…。

ごめんなさい。

もう少しお待ち下さいね。

完売のシルバーのリバーシブルトートが再び店頭に並ぶのはもっと先になります。

なので、欲しい方はご注文下さい。

注文を頂いてから、2週間程でお渡しできると思います。

お問い合わせ info@blanc-faon.com まで

Categories: 製品について.

老朽化

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店のシャターの開閉時にパラパラ落ちてくる錆。

建物の老朽化によるもの。

ちょっといとしい。

店のかばんもこんな風になってくのを楽しんでもらえたらな、と思う。

新品は綺麗でフレッシュな良さがあるけど、古びていくのも悪くないです。

壊れたら治してあげたら良いしね。

そうやって時間の経過を自然に受け入れてあげたい。

人の関係もそう。

はじめは何もかも新鮮で楽しい。

それから先の方は長くて退屈。

でも、時間が残してくれたものはなにものにも変え難い。

と、一般論。

なのでたまに新しい何かと組み合わせてあげると、もっと素敵に。

新しいものばかりでもなく、古いものばかりでもなく。

足並み合わせる事無くごちゃごちゃと。

Categories: 日々の出来事.

完売しました

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シルバードットのトート完売しました。

ありがとうです。

このノロノロの製作ペースをなんとかせねば。

気持ちを締めなおして、ガシガシ作ります。

すっかり涼しくなって冬物のおしゃれが楽しくなりますね。

キュンとするような秋をお過ごし下さい。

Categories: 製品について, 限定商品.

秋の食卓

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昼下がり。

眠くなります。

気候の所為か最近食べ物がおいしい。

といっても秋の味覚のキノコだけはやはり嫌い。

好き嫌いはいけないなとは思うのだけど、

ずーっと嫌い続けてきたので今更好きになるのはキノコに申し訳ない。

棺桶に入っても嫌いでいようと思う。

律儀、律儀。

仕事中も頭に浮かぶのは食べ物ばかり。

そのうちポッコリお腹が出てきそうです。

どうしよう。

美味しい食卓。幸せ。

Categories: 日々の出来事.

新作 小さめのトート

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久しぶりの新作です。

小さめのトートバッグです。

白ペイントに白鞣しの革のハンドル、

グレーペイントにヌメ革のハンドルの2種類です。

太いハンドルは肩にかけられる長さ。

ハンドルがゴツいので小さいながらも男性にもお持ちいただけます。

どちらも、革の経年変化ををお楽しみいただけます。

マチもあって自立するので、お弁当を入れて出かけたりできちゃいます。

中にはポケットが一つ。

このサイズのトートにしては厚手の帆布。

ハンドルも革の裏に帆布で補強してさらに頑丈な作りです。

しっかりごつめなつくりなので、サブバッグとかエコバッグ等には見えないのもかわいい。

サイズは 口部分 34cm、マチ部分 21cm×14cm、高さ 32cmです。

価格は税込 25,200円です。

お問い合わせ info@blanc-faon.com まで

Categories: 新作, 製品について.

久しぶりの更新

kinmo

昨日の雨で散ってしまった金木犀の絨毯。

なんだか壮絶。

咲いてる時の匂いも凄いし、散る時はふりかけをぶちまけたみたいに…。

桜より潔い咲きっぷり。

うーん、秋ですね。

色々過ごしやすくなります。

ちょっと、切なくね。

店にはまだ蚊が沢山飛んでますが、

素敵な秋を。

Categories: 製品について.

束縛と自由

leaf

自分は店に束縛されている。

たまに思います。

とてもちっぽけな世界。

でもね、そのちっぽけな世界は宇宙くらい大きく自由です。

たまに他の人が入ってきたりして、その形を様々に変えていきます。

自分にとってはそれが歪な形に感じることもあります。

歪な形を自分なりにもう一度整えていきます。

前と同じにはならない。

馬鹿なのでそれで良しとします。

ある朝店に来たら、観葉植物がポッキリと折れておりました。

どうしたら良いのか…オロオロしました。

ゴミ箱に捨てました。やっぱりオロオロします。

もう一度ゴミ箱から引っ張りだして、

ブスっとそのまま鉢植えの土に挿しました。

いいのかな〜。

誰か植物に詳しい方教えて下さい。

束縛と自由、束縛とオロオロ。

Categories: 日々の出来事.

ガシガシと

making

かばん作りに勤しむ毎日。

ガシガシ作ってます。

写真は裁断した帆布。

これから一枚一枚ペンキを塗っていきます。

しかし中々、新作が作れません。

今月半ばにはお出しする予定だったのですが、

未だ新作には手をつけられず。

もうちょっとお待ち下さいね。

少しずつ秋の気配。

蝉の声もしなくなりました。

空には鰯雲。

両手を上げて、びーーんと伸びをして、

もうひと頑張り。

こそこそと。

Categories: 日々の出来事, 製品について.

ふりむけばカエル

kaeru

口から水を出して噴水になるはずの緑道のカエル。

こびを売った表情がかわいくないです。

まだまだ暑い日が続きますね。

いったいいつまで続くのでしょう。

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「どうして泣いてるのですか?」

「なんだかえるさんなの、私の大事な黄金のまりが泉に落ちてしまったから泣いているのよ」

「なんだそんなことですか、では私が黄金のまりを持ってきたらお姫さまは何をくれますか?」

「なんでも! きものでも真珠でも宝石でも黄金のかんむりでもよ!」

「そんなものより、お姫さまのお友達にして下さいな。

お姫さまと同じ食卓で、お姫さまと同じ黄金の皿で食べさせてくれて、

同じ盃を使わせてくれて、同じ床で寝かせて下さいな。

そうしたら、黄金のまりを拾ってきてあげましょう」

「もちろんよ。黄金のまりをとってきてくれたらその通りにしてあげるわ」

心の中では、カエルの約束なんて守るつもりは少しも無かったのですけど…。

お姫さまの返事を聞くと、カエルは泉の底から黄金のまりを口に浮かんできて

草の上に放りなげます。

それを拾い上げるとお姫さまは大喜びでお城へ帰っていきました。

「待って〜 置いていかないで〜」と、

叫ぶカエルの声を無視したまま…。

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グリム童話のカエルの王様の一部。

その後、お姫様はカエルを壁に投げつけます。

恐いです。

よくわからないお話です。

でも、結局幸せになるのです。

むちゃくちゃです。

そんな世の中です。

世の中をきちんと整理し、把握し、納得して生きていくのは

無理があるのかも…。

なので悪あがきしながら生きてきます。

ごちゃごちゃと。

Categories: 日々の出来事.